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ニセコ大晦日「たいまつ滑走」に参加しました【2020年度情報更新】

日本国内ながら多くの外国人で賑わい、日本人を見るのが少ないとも言われる冬の代表的な観光地の一つ、ニセコ。

その主要ゲレンデ、「グラン・ヒラフ」の年末年始恒例イベント、「たいまつ滑走」に参加して来たのでその感想を書きます!

ニセコのたいまつ滑走とは?

わずか数人の有志からはじまったというニセコ・グランヒラフスキー場で行われる大みそかの風物詩。

その歴史は40年を越え、もはやニセコの年越しに欠かせない伝統行事となっています。

たいまつ滑走後にはニューイヤーの花火が打ち上がり、参加者は「お年玉抽選会」もあり、豪華な賞品が当たるかも?

東急リゾートが主催になって行われています。

150名を超える参加者と、打ち上げ花火で大晦日のヒラフに火を灯します!

私が参加した2018〜2019年の回の参加者は約160名。

たいまつ滑走はどこのゲレンデで行われる?

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場所はニセコの中心地、グランヒラフスキー場で行われます。

コースでいうと国体コース下部〜高原コース。ウェルカムセンター側ではなく、木ニセコのあるゴンドラ側で行われます。

ニセコはHANAZONO・グランヒラフ・東山ビレッジ・アンヌプリ国際と4つの中心的ゲレンデから成り立つエリアですが、その中でも一際存在感のある外国のような麓町、ヒラフを抱えるグラン・ヒラフスキー場で開催されます。

ニセコマウンテンリゾート・グランヒラフスキー場

たいまつ滑走の募集要項と参加資格【2020年度版】

■参加資格■(19年7月31日更新)
国籍、性別を問わずスキー、スノーボードの愛好家であれば誰でも参加可能です。
ただし、下記条件を満たす方に限らせていただきます。
・スキーヤーの方で、ストック無しでボーゲンができる方。
・ボーダーの方で、ターン、スピード調整が確実にできる中級以上の方。
・ルールに従っていただける大人。または保護者同伴の小学校高学年以上のお子様。
・イベント中の事故等は、自己責任となることを御承諾いただける方。

日時:2019年12月31日 22:00(集合)〜2020年1月1日0:30
場所:ニセコグラン・ヒラフ 国体コース下部〜高原コース
定員:スキーヤー100名、スノーボーダー50名 (※定員になり次第締切り)
受付場所:グラン・ヒラフマウンテンセンター内特設「たいまつ滑走受付デスク」
受付期間:2019年12月29日〜12月31日
受付時間:12月29日 13:00-17:00、30日 13:00-17:00、31日 10:00-17:00
参 加 料:1,000円(税込)
お問い合わせ:0136-22-0109(ニセコグラン・ヒラフ)
※グラン・ヒラフスキー場公式サイトより引用

参加費は1,000円と良心的な値段設定。

参加条件を満たしていても、参加は少し難しい?

私は職場の同僚と参加して予約も取ってもらいましたが、実際のたいまつを持ちながらの滑走は結構難しく、断られる参加者も多いとのこと。参加の条件は“自在にスピードをコントロールできる中級者以上”の方です。予約時に前に並ぶ方達も断られていたところ、友人が頼みこんでなんとか参加させてもらえました。

ニセコのたいまつ滑走に参加してみたレビュー【18〜19年度】

実際に参加してみた記録です。毎年同じではないので、18〜19年度版と考えて見てください。

大晦日の22時前にグラン・ヒラフ・マウンテンセンターショップに集合します

グラン・ヒラフ・マウンテンセンターショップに集合して説明を受けます。

参加者は約160名。歴史が長い為、ニセコにしては日本人が多い印象。

しかし外国人の参加者も多く、参加者の国名も列挙され、インターナショナルな雰囲気。

日本国内でも多くのエリアから参加。もちろん倶知安やニセコのローカルの方も多いです。

代表の方のお話を聞きます

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まずはマウンテンセンター2Fで代表の方からお話を聞きます。

160名で一致団結しながらニューイヤーのカウントダウンを彩るので代表の方の指示に従い動きます。カウントダウンは一回限りなので一発本番です。実際の火を扱い、危険が伴うので代表の方の指示に必ず従いましょう。

リフトに乗って人文字を作る場所まで向かいます

話を聞き終わったら参加者全員でホリデーペアリフトに乗って目的地まで向かいます。

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ホリデーペアリフトに皆で向かいます。

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大晦日のホリデーペアリフト。

大晦日というか、22時台にリフトに乗ることは通常ではないことなので、これだけでも少しテンション上がります。

ニセコらしいパウダースノーが降っている中での開催となりました。

カウントダウンの待ち時間は寒い!

リフトから降りて、少しハイクして目的地まで歩きます。

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場所は”2壁”と呼ばれるコースの下あたりです。

指示に従って人文字を作っていきます。

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“19年”の19が出来てきました!

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下の川の字担当の私も並びます。

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ゲレンデの谷側の景色。

谷側の景色はこんな感じ。場所が決まったら一時間近く待つので、待ち時間は寒いです!

普段の滑る時より着込んだ方が良いかもしれません。

人文字はスキーヤーから有志を募り、スノーボーダーは人文字を作るのは参加できない様子

理由は後ほど。

カウントダウン&ニューイヤー滑走!

カウントダウンが近づくと、ゲレンデの照明は消えます。もちろん参加者側は真っ暗な中待機します。

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カウントダウンの時は真っ暗です!

こんな感じ。でも自分たちは見られる側なので、カウントダウンで出番が来るまでは指定された位置で待機します。

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ハッピーニューイヤーとともに点火!!

カウントダウンが終わったと同時に人文字のたいまつに火をつけ、新年の19の文字が深夜のゲレンデに浮かびます!

私はすぐ下にいたのではっきりとは確認できませんが、とても幻想的!そしてアドレナリンがドバドバ出てる感じでした!

19の人文字担当の人たちが着いた後に、川の字になっている私たちも順にたいまつをつけて行きます。

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私の持ったたいまつ。

私の持ったたいまつも隣の人から火を分けてもらい、灯しましたが想像以上にしっかり燃えています。

先に人文字のスキーヤーの方達が先行して降りて行きます。ここで感じたのが川の字の間を滑っていくのが結構狭い

両手にたいまつを持ってる上に両側を人がいる中を滑っていくのはスノーボーダーには難しい印象でした。

そして川の字の私も順番に滑走開始。

もちろん、実際に火をつけたたいまつを持って夜のゲレンデを滑ることなんて初めての経験なので、「難しいしコワイ!」といった印象でした。

難しいと感じた理由

  • 実際の火を持ちながら滑る
  • 明かりはたいまつのみなので暗くてゲレンデの状況が掴みにくい
  • 前後の人とも間隔をキープしないといけない

一応中級者の条件は満たしているぐらいには滑れますが、この3つ同時に降りかかる条件なので、“ターン、スピード調整が確実にできる中級者以上”のくくりは確かにその通りだと思いました。

単純に初心者には危ないです

しかし火を持ちながら真っ暗のゲレンデを滑る経験はなかなかできませんし、ゲレンデの麓にはたいまつ滑走を見に来た多くの方達が出向かえてくれます。

迎えられての滑走はなんとも達成感があります!

危なさを挙げましたが、それに勝る刺激的な体験をすることが出来ました!

滑りに自信がある方は挑戦してみるときっと良い思い出になると思います。

滑った後に花火&ビンゴ大会も!

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滑走後に花火も上がります!

参加者が滑り終わった頃に花火も上がります!

会場はお祭り状態!!

花火が終わると、「たいまつ滑走」の参加者も役割を終え、最初に集まった2Fの食堂に戻ります。

最後に参加賞として賞状とビンゴ大会などもありました。(その年によって変動はあると思います)

私は残念ながら何も当たりませんでした。笑

帰り際に参加者全員に記念として参加賞も貰いました。

帰る頃はもう1時を過ぎる時間なので、車は必須。ヒラフ十字街もさすがに静かでした。

まとめ

国際色豊かな160名で一致団結しながら町のカウントダウンを作っていく経験はとにかく刺激的でした。

しかしながら実際の火を持ちながらの滑走は難易度が高かったです。

初心者の方は怪我、火傷の危険性も高いので控えた方が賢明です。

人文字側になれるので、スノーボーダーよりスキーヤーの方が活躍できます。

ゲレンデの麓では現地の方達が大勢見に来ていて、想像以上に多くの観客に出迎えられて滑走を無事終えることができました!

締めるところは締め、楽しむところは楽しむ。地元の方達へのリスペクトを忘れずに参加したいですね。また機会があれば参加したいです。

おわり。

Experienceniseko-カウントダウン&たいまつ滑走

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