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24年新色|パタゴニア レトロXジャケットは品質も生産背景も最高のフリース
パタゴニア レトロXジャケットはパタゴニア好きなら誰しも憧れるフリースジャケット。とても気になりますよね。
この記事でレトロXジャケットの魅力や使用感、マイナスポイントが掴め、じっくり検討できます。
パタゴニア レトロXジャケットは品質から生産背景まで、最高のフリースです。
もくじ
パタゴニア レトロXジャケット 24年の秋冬新カラー(8月17日更新)
24年の注目カラーは人気間違いなしのベージュとカーキのカラーのSeabird Greyと、ダークネイビーに近いブラックとレッドのカラーが人気が出そうなSmolder Blueの二つが注目カラーでしょうか。メンズのレトロXとしては珍しい柄のカラーのCurrents: Forge Greyも良さそうですね。ど定番のNaturalは今年もラインナップ。毎年悩ましいですね。特にSeabird GreyとSmolder Blueは気になるなら早めに押さえておいた方が良さそうですね。
パタゴニアとは?
パタゴニアは1965年にアメリカ・カリフォルニア州ベンチュラで創業したアウトドアブランド。環境や労働者に配慮したプロダクト作りで日本でもファンの多いアウトドアブランドです。企業の理念や生産背景を含め、私もお気に入りのブランドです。
私のパタゴニアのレビューをザッとチェックできます↓
パタゴニア レトロXジャケットとは?
レトロX・ジャケットは秋冬のパタゴニア製品の目玉の一つ。90年代頃から続く、ロングセラー商品です。パイル地のフリースながら非常にしっかりした裏地付きのフリースで、ビンテージ品も絶大な人気を誇るパタゴニアの看板アイテムのひとつです。
パタゴニア レトロXジャケットの価格は?
定価:35,200円(税込)
レトロX・ジャケットの価格は35,200円(税込)。円安などの影響で近年値上がり傾向にあります。
秋冬のフリースはパタゴニア以外にも多くのメーカーから出ていますが、ほとんどのメーカーもこのレトロXにインスパイアされた製品。原点とも言えるアイテムです。
パタゴニア レトロXジャケットの魅力や特徴をレビュー。
レトロX・ジャケットは防風性と吸湿発散性を備えたボンデッド・シェルパ・フリースが主な生地です。ボアフリースにDWR(耐久性撥水)加工済みのナイロン素材の胸ポケットと襟の切り返しが特徴的。
ジッパーストラップも差し色が入るので、基本的に3色構成。
背面も非常にシンプル。腕のオーバーサイズ感が印象的。後述しますが、意外と胴回りはタイトなのでサイズ選びはご注意ください。
内側は防風・吸湿発散性を備えた3.2ozポリエステル100%のワープニット・メッシュ。リサイクル・ポリエステルが約半分の50%使用され、丈夫でありながらリサイクル素材というパタゴニアらしい哲学が光ります。
意外なのは内側はフリースではないんです。防風でじんわり暖かいのがレトロXです。
内ポケットはない構成。ポケットは外側の3つです。
デザインにも映えるDWRナイロン素材の胸ポケットはiPhone11も入るサイズ。レトロX・ジャケットはベストと比べ少し下に胸ポケットが配置されています。オーバーシルエットに見えやすいですね。
マチはない作りなので薄めのものしか入りません。内側にもDWRナイロン素材が確認できるので一枚ナイロンを貼り付けたポケットではないことが確認できます。しっかりしてます。
今の世の中では必需品となったマスクを入れる場所にも良いかもしれませんね。
左右のポケットの内側にもワープニット・メッシュが採用されています。ポケットの中もフリースではないですが、防風フィルムの内側なので体温でぬくぬくできます。
レトロX・ジャケットのジッパーは全て同じYKKのジッパーで、ポイントカラーが使われたナイロンがついてるのがお決まりです。この王道のナチュラルカラーならブルーですね。
レトロX・ジャケットは内側のポケットがないからか、左右のポケットは想像以上に大きなポケットとなっています。縦37cm横26cmと想像以上に大きなポケットです。上は胸近くまでポケットがあります。小さな折り畳み傘なら入るほど。
首元からフルレングズのジッパー。首のナイロンのデザインもクラシカルかつ、レトロXたらしめるアイデンティティのひとつですね。
内側にウインドフラップが付いてるので防風性能は外見より良好です。
脇と裾に付いてる縁取りは伸縮性があり、体の熱を逃さない構造。この縁取りはパタゴニア製品で多いですがコンパクトながら機能的でお気に入り。
首元のロゴはサイズと生産国が記載されてるタグと、
フックでかけられるストラップもあります。首元のストラップはパタゴニアのトップス全般に付いてる機能。この位置が使いやすい。
内側のタグにもベトナム製は記載されていますね。
パタゴニアのインサレーションのマイクロパフジャケットと、クリーンカンティーンリフレクトボトルとの比較。
厚手でしっかりした生地感なので、畳んでもかさ張るのは割り切るしかないでしょう。
パタゴニア レトロXジャケットの生産国は?
パタゴニア レトロXジャケットはベトナム産
パタゴニア レトロXジャケットの生産国はベトナム。
ロングセラー商品なので古いものはアメリカ製、コスタリカ製などあるようですが、最近はベトナム製が主流のようです。
パタゴニア レトロXジャケットの製造工場はYoungone HungYen Co.,Ltd
現行のレトロX・ジャケットの製造を担当しているのはベトナムはハノイの近く、キムドン県にあるYoungone HungYen Co.,Ltdで製造されてるそうです。
パタゴニア公式サイトでも紹介されていますが、製造工場まで公開してあるのはさすがパタゴニアですね。公正で安全な就労条件や労働環境、そして環境的責任を促進・維持する適性評価活動を精力的に行なっているそうです。別記事のレトロXベストも同じ製造工場です。
パタゴニア レトロXジャケットの重さは?
メンズLサイズ:774g
パタゴニア公式の重さは774g。私のメンズLサイズを測ってみたところ、790g前後でした。思っていたより軽いですね。
とはいえg単位で軽さを追求する着方のジャケットではないので、気にならないでしょう。笑
パタゴニア レトロXジャケットのサイズ感はどう?
レトロX・ジャケットのサイズ感は胴回りが意外とタイトなので要注意です。Lサイズは身幅も62cmあるので十分でした。
大きく見える袖の部分はLサイズで26cmとかなり幅広。腕をみると大きそうな印象なので、小さいサイズでも大丈夫じゃない?と思う反面、フロントジッパーまで閉めてみるとそこまでルーズではないです。
170cm体型普通の私は普段パタゴニアはMサイズを選んでいますが、レトロXジャケットに関してはLにしました。厚み的にも、完全にアウターですからね。
2020年のモデルはこの胴廻りが若干タイトになったとお店の販売員さんが教えてくれました。良くも悪くもパイル地のフリースと裏地は伸縮性はないので、サイズ選びは慎重に。
パタゴニア レトロXジャケットのスペックまとめ
表素材 | ボンデッド・シェルパ・フリース 12.9ozポリエステル100%(50%リサイクル素材) |
裏素材 | ワープニット・メッシュ 防風・吸湿発散性を備えた3.2ozポリエステル100%(50%リサイクル素材) |
収納 | ハンドポケットx2 胸ポケットx1 |
重量 | 774g |
価格 | 35,200円(税込) |
生産国 | ベトナム |
縫製はフェアトレード・サーティファイドの縫製を採用。スペック外の生産体制にも配慮があるのがパタゴニアらしいポイントですね。
パタゴニア レトロXジャケットの手入れや洗い方
ネットに入れて洗濯でOK!
レトロX・ジャケットの洗い方ですが、洗濯はネットに入れて普通に洗濯OKとのこと。パタゴニア取り扱い店の店員さんが教えてくれました。
パタゴニア公式サイトでは洗濯時にでるポリエステル衣類の繊維、”マイクロプラ”の排出を抑制するネットが出ています。グッピーフレンド・ウォッシング・バッグというネーミングもカワイイネットがあります。ネットとしては高価なものの、サステナブルライフを意識したい方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
より大事に使いたい方はぬるま湯で手洗いが1番良いでしょう。ボアが取れないように注意したいところです。
パタゴニア レトロXジャケットのマイナスポイント
・約774gと重さがある
・生地に伸縮性はない
・見かけの割にはぬくぬく感はない
・価格が高価である
・かさばる
パタゴニア レトロXジャケットのマイナスのポイントをあげるとしたら、重量があり、かさばること。生地も伸縮性がなく、価格も高価なこと。
日頃軽量なものに目がいきがちな私ですが、レトロXはその真逆。あとはボアフリースのぬくぬくした外見の割には着てる本人はぬくぬく感はなく、じんわり暖かいという感じ方も好みは分かれるでしょう。
憧れのフリースジャケットではありますが、弱点も有りますね。
パタゴニア レトロXジャケットと比較されるモデル
レトロX・ジャケットと比較に上がるモデルを一部紹介します。
パタゴニア クラシック・レトロX・ベスト
パタゴニア レトロXベストも言わずと知れた秋冬のパタゴニア製品の代表モデル。
今年の注目カラーはレトロなレッド。他にも定番のナチュラルとピッチブルー、ネイビーなど各カラー魅力的。必見ですね。
パタゴニア ロス・ガトス・クルー
登場からわずか数年でパタゴニアの秋冬シーズンの人気モデルになったハイパイルフリースプルオーバーのロスガトスクルー。価格こそ違いますが、違いも把握しておくとどちらがあなたに合うか、わかるかもしれません。
パタゴニア ロス・ガトス・ベスト
20年秋冬のマストバイアイテムと言われているロスガトスベスト。レトロXとはまた異なりますが、デイリーからビジネスカジュアルまで着回しのしやすさで”傑作”とも名高いフリースベスト。
パタゴニア レトロXジャケットはどんな人におすすめ?
・丈夫で暖かい長く付き合えるフリースが欲しい方
・似たフリースではなく”レトロX”が欲しい方
・重ね着しやすいフリースが欲しい方
・環境に配慮した製品を選びたい方
レトロX・ジャケットの魅力は丈夫で長く使えること。
また他メーカーの追従がある中でのレトロXの”ホンモノ感”は堪え難い魅力と言えるでしょう。
裏地はメッシュ素材なので、生地の厚めなセーターやネルシャツでも袖を通しやすいのは意外な魅力なのではないでしょうか。
もちろんパタゴニアらしい環境や労働者への配慮、フェアトレードの素材を使用というバックグラウンドも魅力ですね。
パタゴニア レトロXジャケットを最安値で買うには?
人気商品なので安く買うどころか、定価でも気づいたら売り切れに。しぶしぶフリマで買うのは嫌ですよね。
気になるカラー・サイズの在庫があるなら早めに行動しましょう。あなたが欲しいなら他の人もきっと、狙っているはず。
パタゴニア レトロXジャケットのレビューまとめ
パタゴニア レトロXジャケットは品質から生産背景まで、最高のフリースです。
他のフリースとは別格の丈夫な素材感。ホンモノ感。生産背景の透明度やフェアトレード、リサイクル素材というパタゴニアの哲学を感じることができるアイテムです。なかなか手は出しづらいものの、後悔はしない買い物だと思います。興味ある方はお早めに。
私のパタゴニアのレビューをザッとチェックできます↓
撮影機材:iPhone 11