広告あり
【ハワイからアメリカ本土へ】Agriculture Inspectionをご存知ですか?
日本人が大好きな観光地、ハワイとアメリカ本土。時間に余裕がある方で、アメリカに旅に行きたい人などは、アメリカ本土とハワイを両方行ってみたい!と考えている方もいると思います。ホノルル国際空港でトランジットの便もありますし、せっかくだから数日滞在してハワイを楽しみたいですよね。
でも、ちょっと待った!
そのハワイからアメリカ本土に行く予定の方、”Agriculture Inspection”って知っていますか?この”Agriculture Inspection”という検査を見過ごすともしかしたらあとで罰金を食らってしまうかもしれません。
「なにそれ?」となってしまうと思いますが、難しくない検査なのでアメリカ本土に向かう前に空港で検査をしてしまいましょう!
もくじ
Agriculture Inspectionとは?
ハワイの空の玄関である、ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)の出発ターミナルにでやらなければいけない検査。
”Agriculture Inspection”は直訳すると“農業検査”。
簡単にいうとハワイなどの島国の動植物からアメリカ本土の動植物、生態系を守るための検査ですね。日本でも海外から虫や動植物を国内に入れないように、輸入品などを検査しますよね。それのアメリカ本土バージョンと考えていいいでしょう。
ホノルル空港にあるAgriculture Inspection用の検査機械。
以下ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)公式サイトから引用です。
“All baggage bound from Hawaii to the U. S. Mainland is subject to pre-flight inspection by the U. S. Department of Agriculture. Restrictions on the movement of fruits, plants, live snails, and other items from Hawaii to the Mainland are enforced to prevent the spread of fruit flies and other hazardous plant insects and diseases.
Please report all agricultural items in your possession to the agricultural inspectors. Inspection stations for check-in baggage are located in front of the airline check-in counters while hand carried articles will be inspected at the security check points.
Be prepared to open and close your baggage and parcels for x-ray machine inspection.”日本語訳↓
“ハワイから米国本土へのすべての手荷物は、米国農務省による飛行前検査の対象となります。ハワイから本土への果物、植物、カタツムリ、およびその他の品目の移動に対する制限は、ミバエおよび他の有害な植物の昆虫や病気の拡大を防ぐために強制されます。所有しているすべての農産物を農業検査官に報告してください。チェックイン手荷物の検査ステーションは航空会社のチェックインカウンターの前にあり、手荷物はセキュリティチェックポイントで検査されます。
X線検査のために荷物や小包を開閉する準備をしてください。”
こんな人は検査する必要があります!
ハワイに滞在し、アメリカ本土に行く予定の人
逆にトランジットだと空港の中のみなので”Agriculture Inspection”をする必要はなさそうです。
ハワイに滞在して、アメリカ本土にも向かう人は数は多くはないと思いますが。
もし検査を通らずに動植物を持っていたらどうなる?
最大1000ドルの罰金、、と記載された看板。
USDAはアメリカ合衆国農務省(United States Department of Agriculture)のことです。
“A penalty of up to $1000 may be assessed if undeclared agriculture items are found.”
“申告されていない農業品目が見つかった場合、最大1000ドルの罰金が科せられることがあります。”
最大1000ドル(日本円にして約10万円!)の罰金!!
もし所持していたらせっかくの旅が間違いなく台無しになることでしょう。。
でも動植物が荷物に入ってしまうってハワイだと結構ありえる話だと思います。ハワイまで来たのにホテルでゆっくりしてる人なんでいませんよね??笑
ワイキキやノースショアでサーフィンしたり、ダイビングしたり、ダイヤモンドヘッドに登ってみたり、、と大自然を満喫するアクティビティをやる人がほとんどですよね。
小さな昆虫や植物が荷物に紛れてしまうのは十分にあり得る話だと思います。
Agriculture Inspectionのやり方は?
ホノルル空港のターミナルの入り口にあるので、チェックインする前に機械に通すだけでOK!
Google mapから拝借した画像。
この出発ターミナルの入り口を入ってすぐにあります。
受付の方に荷物を渡すだけでOK!
機械を通すと、係りの方がタグをつけてくれました。タグの写真は撮り忘れてしまいましたが、、
私はホノルル→ロサンゼルスはユナイテッド航空で行く予定だったのでユナイテッド航空のターミナルの前にありました。
各航空会社の前に設置されているのでどの航空会社を選択するかは関係なさそうです。
ただ、タグをつけていないとチェックインできないというわけでもなさそうでした。
アメリカの人は当たり前のように把握しているのか、検査が形骸化しているのかは少し不明な部分も残りました。
しかし、やることに越したことはないでしょう。
まとめ
ハワイからアメリカ本土は距離こそありますが、国内便なので保安検査や入国手続きとか面倒なことなくて大丈夫だ!と思っていた矢先に発見したので、気づけてよかったですね。
難しい検査ではないのでちゃちゃっと検査をやって、安心してアメリカ本土に向かいましょう!
おわり。