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ミステリーランチのスリックはビジネスやアーバンライフに最適!

旅の相棒にミステリーランチを選んでから私はミステリーランチユーザーなのですが、ビジネスやアーバンライフで使えそうなモデルのスリックを使って見たので個人的にレビューしてみます。題名にもあるように、都会での生活、ビジネスユースを注目して考えたいと思います。

ミステリーランチとは?

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ミステリーランチってなに?と疑問な方に簡単にご紹介します。

アメリカ合衆国・モンタナ州ボーズマンで発祥したバックパック専門ブランド。バックパックデザイナー・デイナ・グリーソン氏が立ちあげ、米軍にも採用され実績はお墨付き。ミリタリーや消防隊などの“最も過酷な環境”で任務を遂行するプロフェッショナルから認められた機能性が魅力のブランド。快適で安定したキャリーシステムを開発し、耐久性、機能性共に最高品質を求め日々改良が続けられている。厳しい品質管理のためメイドインアメリカを貫き、ファンも多い。

上記の説明でもわかる”“なバックパックブランドです。コアなファンに愛されてきましたが近年方向転換をして、トレッキングやデイリーユース向けのプロダクトを多く出すようになりました。生産拠点をアジアに移し、値段もリーズナブルになり手頃に。ですが徹底された品質管理と培われた機能性は生かされてモノづくりが続けられているので、機能性は非常に優れています。私はそんな方向転換した後のミステリーランチがお気に入り。

今まで使用したことのあるミステリーランチのバッグがこちら。

ミステリーランチ使用歴
アーバンアサルト
Java
クーリー40L
インアンドアウト
スリック
ブーティバッグ(リップストップ)
ブーティーデラックス
3Day Assault CL
ゾイドバッグ(S,M,L)

アーバンアサルトから入ったのですが、アジア産でも機能は十分だしアーミー過ぎても日常で使えないし、、と、最近の丁度良いラインがお気に入りです。

ミステリーランチのレビューはここからすべてチェックできます↓

ミステリーランチ・スリックのスペック

基本スペックを見て見ましょう。

スリック基本スペック

容量 23L
重量 1.1kg
寸法 46cmx30.5cmx25cm
素材 500D CORDURA Ripstop
生産国 ベトナム
使用例 デイパック
カラー コヨーテ,コーヒー,ブラック,ファティーグ,スレートブルー
商品コード 19761181
定価 18,700円(税込)

ミステリーランチ・スリックの機能(公式)
・メインコンパートメント内部のオーガナイザーで小物をすきっり収納
・15インチまで対応するPCスリーブ
・2層に分かれたドキュメントスリーブ
・ボトルポケット

クリーンですっきりしたデザインのスリックはアーバンユースに最適な23Lでビジネスシーンにもマッチします。アシンメトリーのメインジッパーは大きく開口し、片方の肩に掛けたままでも中の荷物にアクセスしやすい設計です。パデッドPCスリーブ、ウォーターボトルや折り畳み傘にぴったりなサイドポケットが備わります。
引用:ミステリーランチ公式サイト

ミステリーランチ・スリックをざっくり眺めてみます

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スリックはメインコンパートメントとPCや書類を入れられるコンパートメントで大きく2室に分かれています。メインコンパートメントのジップは止水ジッパーで右側が下までざっくり開けられる、アシンメトリーな意匠が特徴的です。

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手帳やペン、小物を収納できるオーガナイザーがあります。
オーガナイザーがあるので、このメインコンパートメントに本を入れない方が良さそうです。
本とオーガナイザーが干渉して入れたものに負担がかかりそうなので。

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素材は500デニール・コーデュラ・ナイロン。リップストップの生地で 生地が破れても、碁盤の目状のナイロン繊維がそれ以上の破れを防いでくれるという生地。最近はよく見かける生地ですね。

ブラックのカラーはロゴもグレーで控えめな印象。オレンジの方がミステリーランチっぽさはありますが、この控えめな感じが私は使いやすくて好きです。

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私の購入したスリックは”ベトナム産”でした。個体によって生産国は異なるかもしれませんが、最近のミステリーランチはMade in USAモデルを除き、ほぼアジア圏だと思われます。

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背面。”Java“や”リップラック“あたりとほぼ同じではないでしょうか。

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トレッキングやアーミーなラインにある”フューチュラヨークシステム”はついていないモデルです。
ですがクッション性は高いので背負い心地は快適。荷物をフルに詰めると少し細く感じましたが、デイリーユースでは十分な機能です。

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オプションのウエストハーネスをつけられる穴が初期のアーバンアサルトなどにはありますが、スリックは縫われていてつけることはできなさそう。

ミステリーランチ・スリックのビジネスユースにおすすめなポイント

都会での使い勝手が一番気になる部分かと思います。

スリックはPCスリーブ、ドキュメントスリーブでスッキリ整理

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2017年ぐらいまでのミステリーランチはPCスリーブがないモデルが多かったのですが、このスリックをはじめ、最近のミステリーランチは”PCスリーブ“が付いて利便性が向上しました!ノートPCは常に持ち歩く私としては欲しい機能だったので非常に嬉しい。

PCスリーブの前にマジックテープ付きのポケットがあり、ここにはipadやKindleなどタブレット類や、PCの充電器類などを収納するのに便利。

また背中側のPCスリーブのあるコンパートメントはマチに余裕があるのでA4サイズの本や書類を多めに収納することができます。

ドキュメントスリーブは”浴衣を羽織るような”構成でつけられていて、用途に応じて書類を仕分けできます。

スリックのハンドルは二重構造で持ちやすい

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トップにあるハンドルは2重でしっかり作られているので、重い状態でも疲れにくいのも◎。電車やエレベーター、お店に入った時など、アーバンライフでは手提げにして持つ機会が多いですよね。ハンドルを持っても疲れにくく手に優しい形状です。

スリックは内部にコンパートメントが充実

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メインコンパートメント。メインコンパートメントですが、背面にオーガナイザーがあり、手帳やペンなどの小物をスッキリ収納できます。
片側が下まで開くアシンメトリーなデザインなので、奥のものも取り出しやすい形に。

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高い位置に便利な小物ポケットがあります。便利すぎてついパンパンにしてしまう癖があります。PCスリーブ、ドキュメントスリーブ側のコンパートメントに幅を取っている分、メインコンパートメントは意外と入らない印象でした。

スリックはボトルポケットを片側に装備

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外側のジップのない側はボトルポケットがあり、水筒やペットボトル、折りたたみ傘など長尺物を入れられます。折り畳み傘なども。

ミステリーランチ・スリックのちょっと残念なポイント

残念ポイントは”強いていえば”のレベルです。

メインコンパートメントはパッキングに注意が必要

メインコンパートメントは下がすぼまっていて、高い位置が一番容量のある形をしているので下部に日常的に使用しないもの、真ん中にかさばるもの、、などパッキングを考える必要がありそうです。

書類はオーガナイザーと干渉するので、背面側のコンパートメントに収納しましょう。

生地が若干薄く感じる

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表面。生地は500デニール・コーデュラ・ナイロンとのことですが、少し薄く感じることがありました。荷物が少ないとくしゃっとしてしまう印象。
他のミステリーランチの素材が頑丈なだけでしょうか。笑

縦幅があり、電車で少しかさばる

都会でのデイリーユースを想定して話しますが、都会で生活で避けては通れないのが“通勤ラッシュ”。混んでる電車に乗る際はマナーとしてバックパックは前に抱えて乗りますよね。スリックは容量一杯に詰め込むと厚みができる形状をしています。手に抱えた時、残念ながら少しかさばる形状をしています。椅子に座ってバッグを抱え込むときも少し縦幅を感じます。

ボトルポケットはゴムがない

サイドのボトルポケットは口元にゴムは付いてないので、貴重品は入れない方が良さそうです。

ミステリーランチ・スリックの実際の色合いはどう?

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引用:ミステリーランチ公式サイト

色は使いやすい“ブラック”をチョイスしました。ですが、現物を見ないで購入したので“ダークモスグリーン”のようなブラックでした。スリックで使われている500デニール・コーデュラ・ナイロンは若干光沢があります。

ブラック以外には“ファティーグ”は落ち着いていて、良さそうです。

ミステリーランチ・スリックは旅で使えそう?

1泊程度の旅行なら問題なさそうですが、2泊以上の旅には少し小さい印象です。カラビナをつける箇所も手持ちハンドルぐらいしかありません。あくまでアーバンライフに特化した、シンプルな外観のモデルです。

ミステリーランチ・スリックに似たバックパック

スリックに近い、アーバンユースのモデルも紹介しておきます。
良いバックパックがたくさんありますよ!

ミステリーランチ・アーバンアサルト


言わずと知れたミステリーランチの名作。デイバックではまず選択肢が上がるのではないでしょうか。アーバンアサルトは別記事で!↓

ミステリーランチ・アーバンアサルト24L


19年FW登場の新しいモデル。21Lのアーバンアサルトを容量拡大したモデルですが、PC側コンパートメントはスリックと近い構成だと思います。
PCコンパートメントを大事にしつつ3Zipの使いやすさを堪能できそうなモデルで気になってます。

ミステリーランチ・リップラック


スリックに比べてミリタリーテイストの強いデザインが特徴的。こちらもPC側コンパートメントはスリックと近い構成です。都会的な使い勝手だけど無骨な雰囲気のアイテムを探してる方には良さそうです。

ミステリーランチ・Java


風呂敷型に調節できるPCスリーブや、Y字Zipを進化させたT字型のZipが採用されているバックパック。スリックの前身とも言えるアーバンバックパックです。
もう販売してないですが探せばまだ新品を購入できるかも。価格は29,000円と高めですが、made in USAの無骨さが残るアーバンバックパックです。私のお気に入り。

ミステリーランチ・スリックのレビューまとめ。

アーバンライフを過ごす方のデイリーユースにおすすめなモデルだと思いました!アーバンライフ以外では少し使い方を選ぶ印象でした。同じぐらいの容量ならY字ジップの”アーバンアサルト“か、スリムな”Java”の方が個人的には好みです。

とはいえ好みの問題なので、スタイルが気に入れば満足できるモデルだと思います!ころっとしていてかわいいバックパックですし。

購入時の参考になれば幸いです。

ミステリーランチのレビューはここからすべてチェックできます↓

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