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IT国家エストニアのタリンは寓話のような旧市街を抱える街でした(32日目)
バックパック旅32日目(エストニア・タリン)ヘルシンキから船でバルト三国の一つ、エストニアの首都タリンへ。
フェリーが9時の便なので、7時台に出発して向かいます。
今日のできごと
バルト海を南下し、バルト三国のエストニアの首都タリンを観光。
もくじ
フェリー・エケロライン(ECKERO LINE)でエストニア・タリンへ。”
まずはトラムでエケロライン(ECKERO LINE)のターミナルへ。最寄駅はLänsiterm. T2という駅です。
エケロライン(ECKERO LINE)はバルト海のフェリーの一つですが、タリンクシリアライン、バイキングラインよりリーズナブル。
2時間だけなので沈まなければよいかと安いエケロライン(ECKERO LINE)を選びました。
降りると目の前にターミナルが。朝焼けが綺麗です。
Eckerö Line Tarminal
これがエケロライン(ECKERO LINE)のターミナル。綺麗な建物です。
ぞろぞろと人の流れに紛れて向かいます。
エケロライン(ECKERO LINE)のチェックインはこの機械で行います。ストックホルム→ヘルシンキで乗船したタリンクシリアラインと基本的には同じ。
値段は20€(約2550円)でした。
エケロライン(ECKERO LINE)のチケット。ミドルネーム入ってる笑
ゲートでチケットのQRコードをかざして進んでいきます。
出発ゲート内は広い。綺麗。
Boardingの時間が来たので乗船。
さよならスカンディナヴィア半島。
ターミナルはフェリー側からだとこんな感じ。ガラス張りの綺麗な建築でした。
ヘルシンキ→タリンはエケロライン(ECKERO LINE)で十分です。
タリンクシリアラインほど大きくはないですが、十二分に立派なフェリーです。
客室もあるようですが、2時間のみの航海なのでほとんどの人はレストランなどのフリースペースの椅子で座って到着まで過ごします。
船首側。ちょっとしたコンサート会場みたいになっていて、優雅な雰囲気。2時間とはいえ、このフェリー乗るのも良い思い出になりそう。
少し寝不足気味だったのでうとうとしながら待ちました。
エストニアはタリンに上陸。
2時間の航海でエストニアの首都、タリンのターミナルに到着しました。
タリンはどんな都市?
中世から長い間デンマークに占領され、約100前にエストニアが独立するまではタリンは「レバル」(Reval)という地名だった。タリンはエストニア語で「デンマーク人の城」という意味である。タリンの人口は約43万人であり、ロシア人の割合が高い。EU内では最もEU以外の国籍を持つ住民が多い都市となっており、2009年統計によると全体の22%がEU以外の国籍住民者である。言語も公用語であるエストニア語と公用語になってないロシア語の割合が拮抗している。タリンは情報技術(IT)産業が盛んで、「バルト海のシリコンバレー」とも呼ばれ、Skype発祥の地としても有名。参考:wiki
中心部の旧市街へ。タリンは港町なのでターミナルから徒歩で行ける距離。
タリンの旧市街へ。
タリンの観光地・旧市街に来ました。カワイイ街並みで、”おとぎ話”と形容されるのも分かる雰囲気です。
ただこの古い建物が今でも使われてるのは文化の違いというか。
ポルシェ。石畳は車を映えさせますね。車のCMでよく石畳を走ってるのも納得です。
酒屋が。お酒にしても北欧とだいぶ物価が下がりました。船で2時間でこんなに違うものなのかと驚きです。
タリンで日本人が経営してるホステル”タビノヤ”へ宿泊。
タリンでの宿はなんと日本人が経営しているというホステル。
宿の人が日本人というのはこんなにも安心感があるものか、、と安心しました。
もうこちらで家庭も持っているので日本に戻る予定はないのだとか。
日本語の”TABINOYA”にしてるけど日本人はたまにしか来ないそうです。
宿はリノベーションして少し経った感じだが十分でした。
目の前にコンビニもあります。
宿は全体的に古いですが。タリンに滞在するならオススメです。
旅の家 タリンズ トラベラーズ ハウス
すごい雰囲気の良い出窓が。
あとエストニアの事情も色々と教えてくれました。
エストニアの事情
長い間占領されていて、国が貧しく、土壌も農作物もあまり育たない、バルト海も海鮮取れない、で目立った産業がないところに近年ITに舵を切って成功したようです。
バルト三国っていうとどこなのか知らない人も多いですが、”エストニア”というと特にIT関係の人はご存知の人が多い印象。
バルト海って濁っていてしけてる印象だったのですが、海産物も獲れないとは、残念ですね。それに土壌も弱いとは。
日本は自然の恵みに恵まれてますね。
エストニアのIT事情
・世界的な無料オンライン通話ツール、スカイプはエストニア発祥
・小学校の授業で既にプログラミングの授業がある
・NATOの重要なサイバーセンターがエストニアにある。
※NATO(北大西洋条約機構)は、北大西洋条約に基づき、北アメリカとヨーロッパ諸国29カ国によって結成された軍事同盟。
・住民票などの個人情報が電子化されて管理されてる。
・選挙が電子選挙でネット上で行えるもの。
などなど。
タリンの物価をチェックします
タリンのコンビニで物価をチェックします。
なんと水500mlペットが0.35€(約45円)。。
他にも炭酸水や水が1L/0.8€(約102円)とだいぶ値段が落ちました。。
今まで物価高い場所ばかりだったので気持ちに余裕が。これは嬉しい。
タリンのヴィル門近くのヘレマン塔と城壁へ。
ヘレマン塔と城壁
タリン旧市街の中で高い位置にある城壁です。
上の城壁の通路まで行けるようです。一応博物館なので有料です。
出店も雰囲気あるなぁ。
悪魔の人形?
明るい時間でも真っ黒で怖いのに夜見たら発狂しそう。
城壁の横には砲台が。本当にこんなのを使って戦争していたのだから今は平和ですよね。。
小さい頃のレゴを思い出します。笑
博物館を入るとすぐ階段で、なんか変わった人形が。笑
どこか”東”っぽい雰囲気。ロシアもお隣さんですからね。
ミュージアムカフェは展望も良く、雰囲気も良い感じ。時間が時間だったので終わりかけの雰囲気でした。
他にも、武器や拷問器具のようなものも展示されていました。
非常に狭く急な螺旋階段も。
城壁の通路へ。
馬の首は飾りです。
見晴らしも良く、市内を一望できます。確かに敵を見つけるには良い場所ですね。
赤い羽根が印象的なタリンの旧市街。
左に見えるのはアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。
城を後にして旧市街散策に戻ります。
St. John’s Churchという教会。目の前に広場があります。この周辺は比較的新しい雰囲気です。
綺麗で映える時間帯になってきました。
ここはタリン旧市街の中心的な広場。右の教会のような建物はTallinn Town Hall。
ホールなのですね。尖塔が印象的。
いやー綺麗。ちなみに治安はかなり良さそうです。治安良くて物価も安いタリンはなかなか魅力的です。
人も少なめ。
トーマスのような乗り物が。アトラクションのようなやつですね。
街中のお店は古い町並みを生かしたレトロな雰囲気。
あるレストランでは8ヶ国語ぐらいに対応しているメニューも。値段は高かったです。
ホステル近くのレストランでディナー。
夕飯は外食。しかし物価の安いタリンでも、外食はそこまで安くはないです。旧市街は観光地だから高いのかもしれません。
夕飯はエストニアのソーセージとサーモンのパスタ。
ソーセージはフェンネル?の香りが強くて、日本で口にすることはあまりないだろうな〜な香りが。ソースも甘めで珍しい味でした。
タリンの旧市街に霧が。
夕飯のレストランから出たら町中に霧が立ち込めていました。なんとも幻想的。
夕飯食べたらホステルに戻ってゆっくりする予定が、またうろついてしまいました。笑
Tallinn Town Hallの脇道。
霧に浮かぶ尖塔。
ただでさえおとぎ話の世界のところを霧がさらに幻想的に仕上げてくれました。
ようやく宿へ。
「タリンの観光は1日あれば十分」とは耳にしてましたが、確かに旧市街だけ見るなら1日で十分です。歩いて回れますし。
着いて早々ですが、明日は隣国・ラトビアはリガへ向かいます。