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ニセコで発生した漁火光柱(いさりびこうちゅう)のまとめ。
2019年9月28日の19時台にニセコアンヌプリ上空で発生した漁火光柱。偶然目撃し写真に収めることができたので、その時の状況を残しておきます。
ナイトモードが付いたiPhone11で撮影できTwitterでつぶやいたところ、少しバズってしまったので記録として残しておきます。
9月28日19時台にニセコアンヌプリ山の空に不思議な光の線の連続が。
完全に静止してるのでUFOでは無さそう。心綺楼?オーロラ?なんとも言えない不思議な光でした。1時間経たないうちに無くなりました。この光はいったい??(iPhone11で撮影)#北海道 #ニセコ pic.twitter.com/MFYYNaF5c0
— Hikaru Hojo (@highness325) September 28, 2019
ニセコの空に現れた謎の光はどうやら「漁火光柱(いさりびこうちゅう)」という珍しい現象みたい。強い寒気で水蒸気が六角柱状の形をした氷晶となった場合に、光が氷晶に反射して柱状に見えるのだとか。
珍しい現象に立ち会えました!! https://t.co/mNgDHQLVVe— Hikaru Hojo (@highness325) September 28, 2019
もくじ
漁火光柱(いさりびこうちゅう)とは?
今回自分も初めて知った現象。漁火光柱とはどのような現象なのでしょうか?
遠くの地上の街灯などが同様の現象を起こすこともあり、光柱(こうちゅう)もしくはライトピラー(英語:light pillar)と呼ばれる。太陽や月の光がほぼ平行光線なのに対して、地上の街灯などは広がりがあるため、光柱は太陽柱や月柱に比べて高く見える。例えば、夜間に行われる漁撈の漁火(いさりび)を光源(白、黄色、青などの色がある)として発生する光柱(漁火光柱、漁火の光柱)がそれであり、遠く洋上にある漁火がその上空に光柱を発生させる様子は、日本であれば日本海沿岸各地で観測されることがある。光源が複数であれば、その数だけの光柱が生まれる。引用:wiki
日本海沿岸各地で目撃されるみたいですが、内陸であるニセコで出現したのはおそらく稀なのではないでしょうか。
漁火光柱をよく見ると、明るいところが2つあるように見える、六角板氷晶の表面反射と氷晶内で反射した光だとすれば納得なんだけど… pic.twitter.com/gswivpn9OZ
— 池田圭一(keii-i) (@keii_iiek) November 22, 2015
ニセコの漁火光柱の発生時間・場所
地図の補足
カメラ:私が撮影した場所
ピン:他に目撃した方の位置(予想)
黒いエリア:漁火光柱発生箇所(予想)
赤い部分:反射した光源(岩内町沖のイカ漁船)
日付 | 2019年9月28日 |
時間 | 19~20時 |
発生場所 | ニセコアンヌプリ連山上空 |
他の方の投稿も見ながら漁火光柱の発生箇所を予想で作りました。
おそらく岩内町沖のイカ漁船の光がアンヌプリ上空の六角柱状の氷晶に反射したものなので、岩内、共和周辺で見れたかは定かではありません。(情報がある方は教えてください!)
真狩、寿都、洞爺湖から見たという声も
ニセコ町や倶知安町はもちろん、少し遠方の真狩村、寿都町、洞爺湖近隣からも確認できたそうです。羊蹄山の山小屋から見たいう方も!
昨夜、広範囲な光柱を見ました。
昆布岳から羊蹄山の右端以上まで広がっていました。 pic.twitter.com/aNQbB6GzCu— tossy (@FumioTossy) September 28, 2019
真狩の先の洞爺湖からも。綺麗ですね!
今、寿都の空を見ると謎の現象が起きていました‼️😮
縦に何本も線があるのを確認できます。
どんな現象なのか説明できる方いますか?^_^#北海道 #寿都町 https://t.co/0R4c7uqoVu— (有)マルホン小西漁業 (@DK1eZWr2QClReDA) September 28, 2019
少し離れた寿都町からも目撃情報が。
目撃した時の話
ヒルトンニセコビレッジが有名なビレッジスキー場近くにて。アンヌプリ山側を見ると
「なんか光がある??」
一瞬山のゲレンデの光かなと考えましたが、「あの高さまで山はないよなぁ」、ということで
「何か見たことのない現象が起こっているのかもしれない、、!」と思い新調したばかりのiPhone11で慌てて撮影。
近くに観光客のアジア人のおばさまも空を見上げていたので自分だけ見えてるのではなく、なにかオーロラのようなものが発生していると確認できました。
天候は雲まじりの晴れ。気温は18度ぐらいだったと思います。数日前までは夜は一桁台まで冷えてましたが、27,28日は寒さが和らいでました。
よく見るとカラフル。こんな光のオーロラとかあるの?と不思議な反面暗闇の中怖かったです。
18:56に撮影。
19:12撮影。ヒラフの隣にある樺山地域で撮影したもの。
ヒルトン側と樺山地域で撮影したのは方角的には変わってませんでしたが、並び方がずれていっているように感じました。
19:27に撮影。
倶知安に向かうサンモリッツ大橋付近で撮影したもの。ぼやけちゃってますがまだ確認できます。
この後倶知安町内に戻って買い物などしてるうちに気づいたらなくなってました。
5号線を通っている時も横目に見ていましたが、雲のように若干風に流れていたように感じます。
綺麗に漁火光柱を撮影できた方も!
190928-0929 羊蹄山 Mt. Yotei
夜編
①羊蹄山避難小屋から見た漁火光柱
②小屋と天の川(円周魚眼)
③小屋と天の川(対角魚眼)
④山際と冬の星座 pic.twitter.com/naX0uYTMnH— ふじた (@fjt1230_ca) September 30, 2019
俺のターン、ドロー!光の護封剣!
昨夜の漁火光柱です。#北海道を廻りたい#写真 #photography#北海道が美しい pic.twitter.com/uj4HIxF8RQ
— しゅみらく (@shumi_raku) September 29, 2019
とても綺麗ですね!
ニセコの漁火光柱をLightroomで少し調整。一眼で撮りたかったな… https://t.co/E5Gju3wO8z pic.twitter.com/iGKeYvWnzr
— Hikaru Hojo (@highness325) September 28, 2019
自分もLightroomで調整しましたがさすがに限界がありました。。
ニセコの漁火光柱は北海道新聞にも乗ったようです
おはようございます。新聞にも記事が出ましたね。https://t.co/hVtVb5oTvu
— つらら (@coconeICICLE) September 29, 2019
拡散されたつぶやきを見た方から共有していただいた情報。こちらは写真家の方が撮影できたものが写っているので自分の写真より全然綺麗です。
漁火光柱は函館や小樽、室蘭等の港町で発生したことも?
「過去に○○で見たことある!」と目撃情報も寄せられました。
おお、これはヱヴァ…もとい漁火光柱だ。函館に赴任してた頃、何回か見たことある。 https://t.co/gL63W1FUGX
— 貌鳥D型(寒冷地仕様) (@_kahodori) October 1, 2019
函館でよく見るで
みんなで「光の護封剣」や!って言ってたのが懐かしいわ笑笑— たくま(中川の方) (@takumachans) September 28, 2019
函館強めですね。
20年くらい前に室蘭で同じようなの見たなぁ。
あのときはほんとにびっくりした。 https://t.co/sIZF9bIoSb— オルター@北オフ室蘭ボードゲーム交流会 (@alterababa) October 1, 2019
日本海側が多いみたいですが、太平洋側の室蘭でも出現したことがあるみたいですね。
北海道いた時、小樽の毛無から見た
https://t.co/BNyasMEfgr— Kane (@MC41REPSOL) September 29, 2019
小樽も。毛無峠は雲海を見たこともあり、綺麗な場所です。小樽でも見られそう。
共通してるのは寒い地域の港町ということ。
ですが中には島根で見たという方も。
FF外から失礼します。
漁火光柱ってやつだと思います!
去年島根で見ました! pic.twitter.com/0j015ZvS1K— フマさん (@fumakiller3637) September 30, 2019
ニセコの漁火光柱まとめ
非常に珍しい現象に遭遇できて非常にラッキーでした。
改めて北海道という土地に惹かれる体験となりました。
情報提供してくれたツイートにもぜひいいねをお願いします!
※つぶやきを埋め込まないで欲しい方はお手数ですがTwitterにてご連絡下さい。早急に対応します。
ニセコの漁火光柱、つぶやきに頂いたコメントから発生場所・目撃情報をまとめました!
ニセコで発生した漁火光柱(いさりびこうちゅう)のまとめ。https://t.co/nYv7nk9his pic.twitter.com/VH7OE2uREm
— Hikaru Hojo (@highness325) October 1, 2019